プロではありませんから、誰もが十分に練習する時間はありません。
その日の体調や天候、気分で調子なんていくらでも変わります。
言ってみればウィークエンドプレーヤーには出たとこ勝負なところがります。
脳の特性を利用してイメージトレーニングで疑似的に調子を上げる方法もありますが、なかな難しいテクニックです。
そんな時は、まず、調子の悪い状況をしっかり認識しましょう。
最初の認識に誤りがあると結果もそれなり。
不調が長引く原因にもなりかねません。
調子が悪いわけですから、よくもなく悪くもないショットを中心に無理をしないテニスを。
自分が無理をするのではなく、相手に無理をさせるのが基本です。
スピードを上げるよりは、リズムを上げるくらいで十分です。
テニスの基本はディフェンス。
ディフェンスだけは破綻しないように心がけましょう。
考え方さえしっかりしていれば、ブレることもありません。
時間の経過とともに相手のコンディションも変わってきます。
自分の調子が悪い時は、相手の調子が落ちてくるのを待ちます。
もし、どうしてもうまくいかない時は簡単に負けてしまうのも戦略としてありです。
簡単に負けて引きずらないようにした方が長期的戦略においては必要な選択肢となります。
プロではないのですから。
限られた時間の中で、いかに効率的にプレーするか。
全体を俯瞰できていれば、焦ることもありません。