心技体と聞くとなにやら強者の域に達しているように感じますね。
なぜ、このような順序になったのかはわかりませんが、ご存じの方いらっしゃいましたらコメントで教えてください。
スポーツって本当に心技体の順番でいいのでしょうか。
いきなり心から入ったら妙ですよね。
すべてのベースになるのは体力です。
体力がないとすべてが破綻してしまいます。
試合中に体力が底をついたらどうなりますか。
ちょっと想像してみてください。
たぶんボーっとして何も考えられなくなってしまいますよね。
体力が切れるということは技も心も破綻してしまいます。
すべてを支えるベースとなるのが、体力です。
技術が上達しなくても体力をつけるだけで、実力が向上します。
基本的にフィジカルが強いほうが圧倒的に有利です。
次に、必要なのは技術。
体力と技術は同時進行で構いません。
身につけた体力は怪我の防止にも寄与しますし、集中して練習できる時間を増やすことができます。
技術が身についてくると同時に、体力もついてきます。
やはり体力は基本ですね。
最初は意識しないとできない技術ですが、意識しなくてもできるところまでもっていきましょう。
それが技術です。
そして、最後に心です。
心ってなんでしょうか。
スポーツで言う心とは、おそらく競技能力のことだと思います。
練習ではできるのに、試合では上手くできない。
これは当たり前です。
試合では練習の半分発揮できれば良いほうです。
逆に言うと試合は半分でいいんです。
そう思うと安定感が出てきます。
話を戻します。
練習で習得できるのは技術です。
試合に必要なのは、競技能力です。
この競技能力とは、試合中の緊張感の中で技をこなせる能力のことです。
練習の技術と、試合の競技能力は分けて考えましょう。
ごっちゃにすると練習も試合も上手く行かなくなります。
テニスが楽しくなくなります。
楽しくないと上達しません。
また、練習には停滞期がつきものです。
これも上達するための必要なプロセスです。
考え方次第で、停滞期も楽しめます。
このことについては、別の記事でご紹介できればと思っていっます。
何かのご参考になれば幸いです。