テニスの練習は質も量も必要です。
キャリアピークまで最低でも20年を要するかなり難しいスポーツではないでしょうか?
プロのキャリアを見てみるとよくわかります。
大体のプロ選手は5歳でテニスを始めます。
テニスを続けてランキングで頭角を現すのが25歳くらいです。
プロでも20年はかかる計算になります。
大変な世界ですよね。
では、私たちのような一般プレーヤーはどのように練習に取り組めばいいのか?
プロは常に100パーセントのクオリティを要求されますが、一般プレーヤーの場合はどうでしょう?
実際に試合に出るにしても事実上そこまでの完成度は必要ないですよね。
すべてに完璧を求めてしまうと最低でも20年はかかりますから、必要なのはパーフェクトではなくてコンプリートということになります。
ここで言うコンプリートとは、まず、どのショットも平均点を目指すということです。
つまり平均点を目指し、その中で上手くいっているショットを伸ばして、平均点を向上させていく戦略的な取り組みが特に限られた時間の中では必要ではないでしょうか。
上手くいかないショットばかりに時間をかけている暇(いとま)はありません。
中には練習しなくてもなんとなく上手くいってしまうショットがいくつかあると思います。
大切なのは全体のバランス。
パーフェクトではなく、コンプリートを目指して取り組んだほうが上達は早く、そういったマインドセットをベースにテニスに取り組んでいく習慣こそ大切だと思います。
何かのご参考になれば幸いです。