スピンは必要に応じて使う程度で十分です

投稿者: | 2023年8月17日

豪快なストロークってテニスの醍醐味ですよね。
憧れてしまいますよね。
基本的にストロークはフラット系が一番効率的ですが、ある程度スピードが必要になってくるとフラット系のストロークにも限界があります。
スピードを上げると、よりネットに近いところを通さなければなりません。
なかなか難しいですよね。
そこでコート内に安定的にボールを収めるためにスピンが必要になってきます。
ただ、トッププロのような猛烈なスピンは無駄に体力を消耗しますので丁度いい加減でスピンをかけていくようにしましょう。
スピンのかけ方ですが、よく下から上にスイングを!と言われていますが、スピンをかける場合は若干違います。
コツとしては次のとおりです。

  • 打点を低くする
  • 体に近い打点で打つ
  • セミオープンスタンスで打つ

ということになります。

打点を低くする

低いところで打てば当然、高いところまでラケットは上がっていくので、たくさん回転がかかるようになります。
ボールよりラケットが先に抜ける感じで、打点より高い位置でフォロースルーします。
スピンに慣れるまでは低い打点で打ってみてください。
ボールのかかり具合がわかれば、どこでもスピンがかかるようになります。

体に近い打点で打つ

低くいところで打つので、自然と打点は体に近くなります。
そしてスイングスピードが上がります。
注意すべきは、スイングスピードが上がってもボールの球速は変わらないということです。
その分スピンがかかるということです。
車のギアチェンジと同じです。

セミオープンで打つ

クローズスタンスで打つ方がボールの威力はあります。
本来、しっかりボールに追いついてクローズスタンスで打つべきだとは思います。
しかし、一般プレーヤーやベテランの場合はどうでしょうか。
そこまで打ち込む必要はないし、まず、体力が・・・。
無駄に消耗するより、無難に何でもこなせるセミオープンスタンスのほうが効率的だと思います。
流してもそこそこのボールは打てますからね。
セミオープンスタンスで横方向の動きにしっかり対応できたほうが無難だと思います。

まとめ

スピンの効いたストロークは憧れですよね。
ベテランの場合、基本的にはフラット系のストロークで十分ですが、必要に応じてスピンも打てたほうが選択肢が広がります。
打つ前にどんなボールを打つかしっかりイメージしておけば、自然と打ち方は決まってきます。
先に打ち方を決めてしまうとミスするリスクが高くなりますので要注意です。