いつもやる気があればいいんですが、実際はそんなことはありません。
むしろやる気の出ないときのほうが多いのではないでしょうか。
気持ちから動ける状態は最強です。
でも、どうしてもやる気が出ないときは、形から入りましょう。
学生の頃を思い出してみてください。
やる気が出ないときでも机に向かっていれば、いつの間にかそれなりに勉強していた。
そんな経験があるのではないでしょうか。
やる気が出ないときはまず形から入りましょう。
やる気がなくても30分も机に向かっていれば、気がつけば勉強している感じです。
テニスの場合、プロが練習開始前に手でネットに捕まりながら足を上下させている光景って見覚えないですか。
多くのプロが練習前にネット付近で必ず何かをしています。
あの動作は、練習前のルーティーンで一番大きな筋肉を動かして、これからテニスをするぞというサインを体に送っています。
体を動かしているうちにテニスモードになって、頭の方も集中力が出てきます。
いつでもこの状態を再現できる一連の動作をルーティーンと呼んでいます。
疲れていてやる気が出ないときなどは、しっかりルーティーンをこなして、テニスモードに入れるようにしましょう。
漫然とダラダラとした練習を繰り返しているとそれが習慣化されてしまうので要注意です。
調子の良し悪しは誰にでもあります。
プレーを安定させるためにも、自分なりの練習を始める前のルーティーンを追求してみてはどうでしょうか。
なにかのご参考になれば幸いです。